2011年 5月 15〜17日 | 花後の花がら摘み |
<作業前> 花が咲き終わったら、実を結ばさないように花がら摘みをします。 時期は5月中旬過ぎ、早めにすると良いでしょう。 |
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<切り位置> 花がら摘みは基部から3〜5葉(芽)を残して切ります。 | |
<作業後> |
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7月 | 夏季剪定 |
<作業前> 7月に夏季剪定を行います。 この時期に剪定をしないとつるが生い茂り、せっかく花芽分化をした芽が日陰になり、枯れてしまいます。 |
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<作業後> 花芽に光を当てる為に剪定するわけですから、多すぎるつるや重なっているつるなども切除し、風通しを良くします。 また、切り過ぎると2番つるの伸びが強くなり、花芽がつきにくくなります。 |
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この時期、狂い咲きをお起こす枝が目立ち、花を2回楽しむ事ができます。 |
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<切り位置> 春から伸びた枝の付け根から5〜8枚(芽)の葉を残して切ります。 およそ20〜30センチ内外で切ります。 |
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9月 | 徒長枝剪定 |
<作業前> 夏季剪定後に勢いがよいと、つるが再び伸びてジャングル化します。 |
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<作業後> 前回の夏季剪定位置から3芽ほど残して切ります。 |
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幹の腐朽部分の除去作業 | |
腐朽部分の除去後、ボルドー液にて殺菌消毒後、キニヌールでコーティング保護しました。 また、蟻の駆除も行いました。 |
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10月 28〜29 日 | 徒長枝剪定 |
<作業前> 秋季の徒長枝剪定では残暑も厳しかった事もあり、ツルの伸びは短いものでした。 |
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<作業後> 前回の9月の剪定位置から3芽ほど残して切ります。 |
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リン酸とカリウム肥料の追肥を行い、有機肥料はフジの様子をみて、今回は中止しました。 | |
2012年 2月 | 冬季剪定 |
<作業前> 2月の寒さがややつぼみを固くしていますが、短枝は良く付いており順調に芽は充実していました。 |
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<作業後> 7月の夏季剪定位置まで切り戻します。 |
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腐った梁を交換しフジ棚の補修も行いました。 |
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フジの枝を沿わす竹の入れ替えも行いました。 | |
化成・有機肥料と木炭で寒肥をし、チッソ分は控えました。 | |
春に越冬害虫が大発生しないよう石灰硫黄合剤を散布しました。 強アルカリ性で殺虫・殺菌に有効です。体の周りに皮膜を持っていて通常の殺虫剤では効果のないアブラムシにも有効です。 |